2013年7月8日月曜日

Lime


ライム

学名:Citrus aurantifolia
科名:ミカン科 
抽出部位:果皮 
抽出方法:圧搾法 / 水蒸気蒸留法
ノート : トツプ










◇ 歴史

ライムはアジア原産の木ですが現在では温帯の多くの国(特にイタリア、西インド諸島、

南米、北米)で栽培されています。アジアからムーア人がヨーロッパに持ち込み、その後

16世紀頃にスペインとポルトガルの探検家がアメリカ大陸に伝えたと言われています。

ライムを運ぶ船の乗組員たちは壊血病を予防するために、ライムに豊富に含まれるビタ

ミンCを摂取したといわれています。コーラやジンジャーエールなど飲料品の香りづけに

も使われるほか、香水産業でも広く使われています。





◇ 注意

光毒性(肌についた状態で紫外線に当たると皮膚にダメージを与えシミのもとになる)が

ある為、肌に使用する場合2%以下の濃度で使用するか12時間は強い日光に直接当たるのを

避けてください。敏感肌の方は刺激を感じることもあるので注意が必要です。





◇ 効能

ライムの鋭くて苦みのある甘い香りは心に活力を与えてくれます。

レモン同様に殺菌目的に重要な精油のひとつです。





*心に対するはたらき

感情が鈍っているなと感じる時や不安なことが目の前にある時、心を刺激し活気づけてく

れます。疲れた心をリフレッシュさせ、明るく持ち上げてくれます。




*体に対するはたらき

大半の柑橘類の精油がそうであるように、ライムの精油は食欲を刺激し消化液の分泌を促

す働きがあるので食欲が湧かない時にする芳香浴はとても効果的です。

殺菌、消毒作用や解熱効果があるので喉の痛みや咳など風邪の諸症状がある時の芳香浴も

おすすめですし、免疫系の強壮剤にもなるので風邪のひき終わりなど病気をした後にライ

ムを使うとエネルギーを取り戻す助けになります。






同じ柑橘でもレモンやオレンジより強い芳香を放つライムは苦みも合わせて少し大人っぽ

い香りのブレンドにしたい時にはとてもおすすめです。

特にローズやイランイランなど花から抽出される精油にブレンドするとフレッシュなライ

ムの中で華やかさが引き立ちます。フランキンセンスやシダーウッドと合わせるとユニ

セックスの香水のような香りができます。


◇ おすすめのブレンド

柑橘系 ローズ イランイラン ゼラニウム

フランキンセンス サンダルウッド シダーウッド

パルマローザ ジュニパーベリー



*新鮮さが足りないなと感じるとき

ライム3 ジュニパーベリー2 ゼラニウム1

*自分を魅力的に見せたいとびきりの日に

ライム3 ローズ1 ベルガモット3





2013年7月7日日曜日

Lemon



レモン


学名:Citrus limon
科名:ミカン科 
抽出部位:果皮 
抽出方法:圧搾法
ノート : トツプ













◇ 歴史

レモンという言葉は柑橘類の果実を示すアラビア語の「ライムン」とペルシャ語の「リム

ン」から由来したもので、もともと原産は東インドと考えられています。 

中世の時代、西ヨーロッパのキリスト教諸国(主にカトリック教諸国)は聖地エルサレム

をイスラム諸国から奪還する為に十字軍を派遣しました。その十字軍の遠征の際、ヨーロ

ッパに持ち帰ったものの中にレモンがあったそうです。イタリアで盛んに栽培されるよう

になり現在は地中海地方一帯やカリフォルニア、フロリダを始めとするアメリカ他、世界

中で栽培されています。 

ヨーロッパでは病気を運ぶ昆虫の刺傷の消毒や マラリアなどの感染症に役立つとされ親し

まれていました。またエジプトでは肉や魚による食中毒やチフスなどの疫病の解毒剤とみ

なされていました。





◇ 効能

瑞々しくて甘く爽やかな香りのするレモンの精油には心と身体をクレンジング(解毒+強

壮)する効果があります。

リフレッシュ効果が高く、また殺菌目的に重要な精油のひとつです。




◇ 注意


光毒性(肌についた状態で紫外線に当たると皮膚にダメージを与えシミのもとになる)が

ある為、肌に使用する場合2%以下の濃度で使用するか12時間は強い日光に直接当たるのを

避けてください。敏感肌の方は刺激を感じることもあるので注意が必要です。




*心に対するはたらき


何かに過度に集中しエキサイトしすぎた心をリフレッシュさせ、冷静な心を取り戻させて

くれます。自尊心を失ってしまう出来事があったり自分にどうしても自信が持てない時、

気持ちをぎゅっと引き締めて上向きに持ち上げてくれる効果があります。





*体に対するはたらき

レモンは消化器系の機能を向上させる作用を多く持つ精油です。

体の酸性を中和し胃のアルカリ性を高めてくれるので胃腸炎や消化不良、おなかの張りが

ある時に使うと効果的です。また、膵臓からの膵液の分泌を助けたり腎臓と肝臓のうっ血

を散らせる作用もあるので体全体を浄化(クレンジング)する力があると言えます。

グレープフルーツやサイプレスと合わせてマッサージオイルに使うと便秘解消やセルライ

トの除去にとても役立ちます。

循環器系に対しても良い強壮剤になるレモンは血液の流動性を向上させ高血圧を低下させ

たり貧血症状を好転させる効果があり、同時に白血球を刺激することで免疫系を活性化

し、風邪などのウィルスと闘う体の力を助けます。消毒効果が高いので咳やのどの痛みを

感じる時など感染症予防としてユーカリやティーツリーと合わせてディフューザーで焚く

のがおすすめです。





お肌に対しては皮膚組織を引き締める効果があるのでヘアトニックに使用すると殺菌効果と

合わせて夏の脂っぽい頭皮の洗浄になります。

皮膚を柔らかくする作用があり、ニキビやうおのめ、イボに効果があります。

イボにはティーツリーと合わせて原液を綿棒につけ、部位に塗布するととても効果的です。




◇ おすすめのブレンド

柑橘系 ゼラニウム ラベンダー クラリセージ

ジャスミン イランイラン フランキンセンス

フェンネル カルダモン ジンジャー サンダルウッド

ティーツリー ローズマリー タイムリナロール ユーカリプタスラジアータ・グロブルス

*新しいことを始めたい朝に

レモン3 ローズマリー2 ゼラニウム2

*エネルギーを甦らせたいとき

レモン3 ベルガモット3 ジャスミン1


◇ ヘアトニックの作り方

無水エタノール   5ml
精油 (ペパーミント/レモン/ローズマリー)  各2滴
フローラルウォーター (ペパーミントかラベンダーがおすすめ/または精製水) 

スプレーボトルに無水エタノールと精油 を入れてよく振り混ぜた後に
フローラルウォーター (精製水) を加えて振り混ぜる

 ◇ 使う度にボトルを振って地肌に揉み込むように使用してください
 ◇ 冷暗保存で約2ヶ月で使い切ってください


*使用方法に関してはお肌の状態にあわせてご自身の責任のもとで行ってください。

私の場合、レモンの原液をそのまま塗布することもありますが
その場合は患部以外には着かないようにごく少量を使用します。




2013年6月9日日曜日

Calendula


カレンデュラ 


学名 / Calendula officinalis
別名 / マリーゴールド (和名 / キンセンカ)
科名 / キク科






◇ 歴史

Calendula = Calendae(月の最初の日)

という意味合いの学名を持つカレンデュラ

語源のCalo というラテン語には朔日、叫ぶ、呼び集めるなどの意味があります。

古代ギリシャ時代、新月の日は金貸しがお金を借している人の所へ取り立てをしに行く

日だったそうです。お金がどんどん入ってくるこの日の様子をまるで次々と花を咲かせ

るカレンデュラになぞらえた、鮮やかで強く濃い黄金色のカレンデュラの花

が丸い金貨に見えた、などいろんな興味深い説があります。





古代エジプトでは若返りの薬として、ロマたちは万能薬として、ヨーロッパでは昔から

庭に咲くカレンデュラの花を乾燥させたものをオリーブオイルに漬けて保存し子供の外

傷や打撲、お母さんはしもやけや火傷などに役立てていたそうです。キッチンハーブと

しても使われ、サフランの代用品として使われたりもします。






花言葉は「悲痛、悲観、別れを悲しむ」



これに纏わるギリシャ神話をひとつ。


太陽の神アポロンをと神を慕う少年クリムノンがいました。

2人の中を妬む雲の神はアポロン(太陽)を雲の中に8日間閉じ込めて

少年と会えないようにしました。

深い悲しみにくれた少年は9日目にとうとう死んでしまいました。

それはまさに神が雲から抜け出した日のことでした。

太陽を待ち焦がれながら死んでいった少年の悲しみを悼み

太陽の神アポロンは少年クリムノンをカレンデュラの花に変えました。

カレンデュラの花は太陽を良く好み、朝になると花が開き夜になると閉じ

また次の朝は太陽に会う為に太陽に向かって咲くのです。



◇ 効能


フラボノイドやビタミンAを多く含み抗炎症作用がとても高いカレンデュラ

あたたかいハーブティーは胃に不調を感じる時に。

胃の粘膜の炎症を抑え胃炎や胃潰瘍などの症状を緩和してくれます。

ホルモンに作用する効果があるので月経サイクルを整えるのに有効です。

殺菌効果も高いので風邪の予防にもハーブティーはおすすめです。

血液循環を促しからだの毒素の排出を助けてくれます。

またハーブティーは飲用だけでなくうがい薬としても使えます。

美しい黄金色でくせのない味なのでどんなハーブとも相性がよいです。











殺菌効果の他に皮膚や粘膜の保護・回復作用も持ちあわせているので

湿疹、あせも、ひび、あかぎれ、にきび、吹き出物、床ずれなど皮膚トラブル全般に効 

きますが傷跡よりも裂傷、出血のある傷部分がふさがるまでのケアに特に効果があります。

刺激が少ないので赤ちゃんの汗疹や敏感肌、 季節の変わり目にお肌が不安定になりがち

な方 、お年寄りの床ずれなど幅広く使えます。

クリームや化粧水、ティンクチャー(浸出液)をごく薄めたスプレーなどはとても役に立

ちます。

また血行を促進する作用などから冬にはしもやけのケアにも良く使われます。

マセレテッドオイル(侵出油)を希釈した植物油でお風呂上がりにマッサージするのが

おすすめです。

マセレテッドオイルは粘性が高くクセの強い香りなので広範囲に使う場合は肌質にあった

植物油(ホホバやスイートアーモンドなど)に10%ほど希釈しての使用がおすすめです。

ピンポイントでの使用は綿棒などにごく少量を取ってトラブルの部位のみにつける方が使

用感もよいと思います。




◇ 注意

・ホルモンに作用する効果もある為妊娠中は注意が必要です。

 外用では使えますが、内用(ハーブティなど)として使うのは避けてください。

・キク科アレルギーの人は注意してください。







*おすすめのブレンド


カモミール、レモンバーベナ、ラズベリーリーフ、エルダーフラワー、ローズヒップ など


*ティンクチャー(チンキ:浸出液)の作り方

清潔な密閉ボトルにドライのカレンデュラとスピリタス(ウォッカなど度数35%以上のスピリタス)を注ぎます。

日の当たる場所に置き、1日1度ボトルをひっくり返しハーブをよく侵出させます。

2週間ほど経ったらペーパータオルで漉して遮光ビンで保存します。


○2mlくらいのティンクチャーを水に加たものを1日に3回まで飲みます。

◇精製水かフローラルウォーター(芳香蒸留水)で4倍に薄めたものを皮膚にスプレーします

  敏感肌の方や乳幼児は6倍くらいに薄めるのをおすすめします(アルコール濃度が低い方が保存期間は短くなります)





2013年5月11日土曜日

Rose


ローズオットー


学名 / Rosa damascena
科名 / バラ科
抽出部位 / 花 
抽出法 / 水蒸気蒸留法
ノート : ミドル〜ベース






◇ 歴史


otto(オットー)はペルシャ語のattar(花の精、香水)に由来する名前をもつ精油です。


ペルシャの戦士達は赤いローズで自分の盾を飾ったそうです。またトルコ人はブルガリア

を征服して17世紀にこの地にバラを導入し、現在は代表的なバラの産地となっています。

バラは愛と清純さの象徴と言われ結婚式では花びらを撒き散らす習慣が昔からありました。

中世の頃は喘息などの肺の疾患を治す為にバラの軟膏を用いたりして「アポセカリー・

ローズ(薬種屋のバラ)」とも呼ばれました。エリザベス朝時代、香りをつけた食品が大

流行した時にはバラの芳香は時に人気を呼んだそうです。


◇ 注意

通経作用(月経を促したり月経周期を規則的に近づける作用 堕胎剤の椀曲表現)や生殖器の

機能を強める作用があるので妊娠中は避けるのが安全です。


◇ 効能

幸福感をもたらしてくれる精油の代表であり、一見ソフトだけれども使ってみるととても

強い力を持つ精油です。ストレスに関する諸症状や循環器、生殖器系のトラブルに特に効

果を発揮します。



*心に対するはたらき

嫉妬や悲観する心を優しく鎮め安らぎを与えてくれます。情緒不安定な時や自信を失った

心に新しい光をもたらします。強い芳香性を持つローズは特に女性的であり自分に対して

自信を失っている時使うと肯定的な感情を抱かせてくれます。


*体に対するはたらき


ホルモンバランスを整えて子宮の機能を強壮する作用があります。女性は特にバランスを崩

しやすい思春期から出産、更年期まで長い間のライフステージにあわせて幅広く使うことが

できます。PMS(月経前緊張症)時や更年期の情緒不安定な時、動悸がして落ち着かない時な

どにゼラニウムやクラリセージとブレンドしたものでデコルテや腹部、臀部をマッサージす

ると効果的です。

女性的な精油ではありますが男性の性的障害にも効果的です。これは「幸福感をもたらす」

ホルモンであるドーパミンを放出させることによりそうした症状の奥底にある心の緊張を解

きほぐしストレスを緩和させるからです。


ローズは消化器系にも様々なはたらきをします。胆汁の分泌を促し肝臓の機能を強める作

用があり古代ローマ人は二日酔いにバラの効果を珍重したと言われています。また情緒不

安定からくる吐き気、嘔吐や下痢にも効果を発揮し、消化管の浄化を助け胃腸のバランスを

良い方向に近づけてくれます。

殺菌や抗ウィルス作用もありのどの痛みや咳を鎮めることでも知られていて、ローズ

ウォーターでうがいをし、予防をしているオペラ歌手もいるそうです。うがいに良いとされ

るティーツリーやユーカリは乾燥する傾向があるので確かに喉をいたわる職業の方には良さ

そうです。



お肌に対してはどんな肌質にも向いていますが特に乾燥、加齢、敏感肌に効果的です。

お肌に弾力を与え、炎症を抑えたり血管を収縮させる作用があるので毛細血管が目立つ小鼻

回りや色素沈着、湿疹など幅広く使えます。

無香料のクリームに1滴加えて混ぜたり手持ちのスキンケアアイテムに加えるのもオススメ

です。




ローズの精油はとても高価なので最初購入するのにはエイっと気合いがいりますがひとつ

持っていると幅広く使えますし、単体での香りはもちろんですが他の精油とブレンドした香

りもいろいろ楽しめるので自分だけの香りを作りたい方基礎化粧品を手作りしたい方は是非

使ってみてください。









最近は本当にいろんなローズ香りのアイテムが増えました。やはりフローラルな甘いものが

多いですが、少しビターなものにローズを1滴加えるとまた違った印象になるのでオススメ

です。ベルガモットやオレンジよりライムと合わせるととても大人っぽい印象になります

し、クラリセージと合わせると少しユニセックスなビターだけども華やかな印象、また

イランイランと合わせるととても女性らしく華やかな香りになります。

コリアンダーやカルダモンなどスパイス系とも以外だと思われがちですがローズの甘さが

とても引き立ちます。
◇ おすすめのブレンド

柑橘系 クラリセージ ゼラニウム サイプレス 

マジョラムスイート ラベンダー フェンネル

ミルラ ローズウッド ローズマリー


*地に足ついてないなと思うとき

フランキンセンス4 ベチバー1 ローズ1


*前向きな気持ちになりたいとき

ライム4 ブラックペッパー1 ローズ1

2013年4月8日月曜日

Bergamot


ベルガモット


学名:Citrus bergamia
科名:ミカン科 
抽出部位:果皮 
抽出方法:圧搾法

ノート : トツプ






◇ 歴史


イタリア北部の小さな都市ベルガモに由来する名前を持つ柑橘ベルガモットは1725年に

フィレンツェで使用されてからイタリアの民間療法で広く用いられるようになった精油、

アールグレイの紅茶のフレーバーをつけるのに使用されることでおなじみです。



◇ 効能

ベルガモットは気持ちを冷静にリフレッシュさせ、鎮静作用と高揚作用を併せもつ精油で

す。季節の変わり目の鬱々とした状態を治すのにとても強い力を発揮します。




◇ 注意

皮膚の光感作性を増大させる化学成分ベルガプテンが含まれるためベルガモットを肌

に使用した後は強い日光に直接当たるのを避けてください。ベルガプテンフリーの精

油が安全でおすすめです。敏感肌の方は刺激を感じることもあるので注意が必要です。



*心に対するはたらき


漠然とした不安や空虚感、情緒不安定な心を解放して精神のバランスを整える効果がありま

す。深刻な体験の後に感情が麻痺してしまった時は心に潤いを与え感情を取り戻す手助けに

なります。イライラして批判的になりやすい時、怒りっぽいなと感じる時に 使うと高ぶった

神経を鎮め新鮮な気持ちを吹き込んでくれます。



*体に対するはたらき


膀胱炎など泌尿器系の感染症状にとても有効な殺菌消毒作用と利尿作用を合わせ持っていて

下腹部、臀部のマッサージや沐浴に使用すると効果的です。

消化不良、鼓腸(腸内にガスがたまること)、神経の胃腸障害、過剰な食欲や逆に食欲不振

な時にこの香りを嗅ぐのはおすすめです。

ストレスで抵抗力が弱まりヘルペスやカンジダ症、帯状疱疹にかかりやすい人にも効果を示

すことがよくあり、イギリスでは性行為感染症を治すのに使われていた事もあるそうです。



お肌に対しては脂性肌に生じるニキビやニキビ跡、鮫肌、皮膚ただれにはユーカリプタスと

ブレンドしたクリームが効果的です。


柑橘の果皮から取れた精油ですがとても華やかさを感じる精油です。

矛盾した表現かもしれませんが、優しく鎮めるリラックス作用と新しい空気を送り込んでく

れるような高揚感を与えるリフレッシュ作用を併せもつベルガモットには「くっきりと青く

華やかな香り」という表現がぴったりだと思います。

どれもストレスが症状に結びついている場合に効果を発揮する精油ですので、上記の症状が

繰り返し起きる方には是非試してほしい精油のひとつです。






◇ おすすめのブレンド

柑橘系 カモミールローマン カモミールブルー

ゼラニウム フランキンセンス ホーリーフ

ラベンダー メリッサ パチュリ




* 何か新しいスタートをきりたいとき

ライム 2 ベルガモット 3 ブラックペッパー 1

*自分に優しくなりたいとき

ローズ 1 ベルガモット 3 ホーリーフ 2
 


2013年1月25日金曜日

Elder flower


エルダーフラワー

学名: Sambucus nigra 

和名: 西洋ニワトコ
科名: スイカズラ科  



◇ 歴史

サムブクスはギリシャの古代楽器Sambuce

そして、秋に実る黒い果実の色(ニゲラ=黒い)

にちなんで付いた学名をもつエルダーフラワーは

主にヨーロッパに生息する針葉樹の花です。

エジプト文明期から薬用植物として親しまれ

ヒポクラテスも紀元前5世紀前にエルダーに関して記しているほど

古くから人々に親しまれてきたハーブです。

キリストの十字架をこの木で作ったという話もあります。

ヨーロッパでは魔除けとして庭に植えられていたり感染症の予防として薬利用されたり

イギリスでは「生きた家庭薬局」と呼ばれたりもしたそうです。

もちろんジャムやハーブティー、コーディアルと食卓にも用いられました。

移動しながら生活するロマ達も風邪や神経痛の治療に使っていたそうです。



◇ 効能

香りは甘くてすーっと爽やかなマスカットを思わせるような香り。

神経をなだめて不安を取り除いたり、憂鬱な感情を和らげる効果があります。

すこやかな眠りの為に。

又、温かいハーブティーは血液循環を刺激して発汗を促し

からだの中の毒素を排出の手助けをしてくれます。

くしゃみや鼻水、悪寒といった風邪のひきはじめ

インフルエンザなどの感染症予防、花粉症の予防や症状の軽減の為に。



風邪、インフルエンザ、花粉症の症状の緩和

発汗作用、保湿作用、収れん作用、うっ血除去、鎮痙作用、解毒作用、


利尿作用、去痰作用、消炎作用、抗ウイルス作用など





*おすすめのブレンド


ローズヒップ、ネトル、アイブライト、リンデン、ペパーミント など


*ティンクチャー(チンキ:浸出液)の作り方

清潔な密閉ボトルにドライのエルダーフラワーとスピリタス(ウォッカなど)を注ぎます。

日の当たる場所に置き、1日1度ボトルをひっくり返しハーブをよく侵出させます。


2週間ほど経ったらペーパータオルで漉して遮光ビンで保存します。


○2mlくらいのティンクチャーを水に加たものを1日に3回まで飲みます。